京都市
若年性認知症の方は高齢での認知症の人に比べて人数も少なく、社会的資源も不十分な状態です。また、当事者の情報も少ないため、大学のキャンパスを拠点として若年生認知症当事者や家族が共に外出する機会や社会参加できる機会を創出します。
若年性認知症の当事者や家族とともに、「学園祭」をテーマに射的、ボウリング、輪投げ、ボッチャ、コラージュ作りなどのブースを設けました。また、若年性認知症の写真家による展示ブースや、B型作業所にて若年性認知症当事者が作成した作品を展示するブースも設け、当事者からの発信も知ってもらう機会となりました。
イベント当日は、約50名の学生と卒業生、認知症の方々とそのご家族25名を含む総勢120名が参加し、会場は大いに盛り上がりました。学生からは、認知症の方々と共に準備を重ねる中で、「関わることが自然になった」「みんなで一つの目標に向かって取り組めたのがよかった」という感想がありました。
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研究推進部社会連携課
TEL:075-493-9002