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花園大学

Hanazono University

利他の精神に基づいた地域連携教育プログラムの推進事業

【2022年度の取組実績】

2022年度は、制限はあるものの、新型コロナウイルス感染症防止策を取りながら、ほぼ対面にて計画通り実施することができましたが、学外開催である「京町家でまなび庵」については、来場者を入れずにYouTubeにてライブ配信を行いました。
新たな企画として実施した「京都絵本フェスティバルin 花園大学」は、予想以上に多くの方にご来場いただき、来場者とスタッフの全員で絵本を通してつながる場を創出することができました。また、スタッフとして参加した学生の学びにつながりました。坐禅初心者に気軽に参加いただくため、坐禅についての講義と、作法の説明・実践を取り入れた動画を撮影しYouTubeにて配信した結果、本学で実施している「月一坐禅会」の集客につながりました。


≪仏教×社会貢献プロジェクト≫

1.おでかけ坐禅・写経会
2.オンライン坐禅・写経会
昨年度実施したオンライン写経会により郵送で寄せられた写経のお焚き上げを、臨済宗寺院住職でもある講師の手によりおこないました。
また、これまでも一般の方に公開していた坐禅会を「月一坐禅会」としてあらたにスタートしました。特に坐禅初心者の方にも気軽に参加いただくために、坐禅についての講義と、作法の説明・実践を取り入れた「初めての坐禅会」を「まなび庵」の一講座として開講。同時に動画撮影し、YouTubeチャンネルで公開しました。

花園大学 月一坐禅会《初めての坐禅会》
リンク:https://www.youtube.com/watch?v=W0o7FafKlZg

 

≪おひざもとプロジェクト≫

1. ①地域情報発信局 ラジオ番組作り
    Radio mix Kyoto FM87.0 ラジオ番組「花園大学ZEN to you & you」。
    Radio mix Kyoto FM87.0の放送局長から、公共放送をするにあたっての心得などレクチャーを受けた後、全員で番組内容に関する議論を繰り返し、原稿を完成させました。その後、ラジオ放送に適する話し方等にも工夫を凝らしながら、収録を行いました。
  ②YouTubeによる地域情報発信
    2022年度は、京都市内の障害者就労継続支援施設の取材、大学生の食費に関する調査などを行い、その内容を映像としてまとめました。
    また、地域連携教育センターの知名度向上のための動画も作成しました。
    実施に当たっては、地域活性化事業などに取り組む産経アドス京都支社と提携するとともに、映像メディア等を使った地域情報の発信を業務とする外部講師として招くことで、取材や映像編集などに関するノウハウを学びました。
2. 地域防災を楽しく学ぶ学校「イザ!カエルキャラバン!in はなぞのだいがく」
    2022年度は、本学学園祭イベントのひとつとして実施しました。昨年度制作の「子ども向け防災リーフレット」に携わった学生が担当するブースでは、大判パネルにした神経衰弱を使って、子ども達が遊びながら非常持ち出し品を学べるようにしたところ、順番待ちができるほどの大盛況でした。
    一方、防災絵本・紙芝居の読み聞かせブースは、絵本フェスティバルで読み聞かせを学んだ学生が担当しました。子どもたちにとっては、読み聞かせをとおして災害時に必要な準備などを学ぶ場となり、学生にとっては、自分が読むことで子どもたちが笑顔になったり、真剣な表情になることを体感できる貴重な経験となりました。
    また、地域連携協定を結んでいる右京警察署による鑑識体験や、中京区役所・右京区役所の方にブースを担当いただくなど、大学関係者だけでは実施できない充実した内容のイベントになりました。
3. 京都絵本フェスティバルin花園大学2022
    従来行ってきた絵本の読み聞かせイベントを発展させ、京都市内で絵本の読み聞かせ活動をしている個人・団体、絵本販売業者などが一同に介した、絵本の読み聞かせイベントを行いました。本学学生・近隣高校在籍の高校生がボランティアスタッフとして参加し、地域で読み聞かせ活動をされている方からのレクチャーを受け、自ら選んだ絵本で読み聞かせにもチャレンジしました。

≪京都プロジェクト≫

1. 京町家でまなび庵
    ユニークな講座として定着している地域連携講座「まなび庵」の学外開催バージョンを西陣の京町家「上七軒文庫」で開催しました。
2. 対話による地域連携課題解決を図るファシリテーターの育成
    「アドバンストフィールドワーク演習・実習(受講者6名)」の中で、NPO法人「場とつながりラボhome’s vi」と協働で開発した教授手法(2021年度)を用いて教授した。ここで開発した教授手法を冊子(15回分、約100頁)にまとめ、次年度以降のファシリテーターの育成に向けた基盤を整えました。

関連リンク

大学案内 京都市「学まち連携大学」促進事業