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京都橘大学

Kyoto Tachibana University

山科・醍醐地域で「変化を楽しむ」地域連携型教育プログラム

【2021年度の取組実績】

コロナ禍の影響を受けながらも、以下の取組を実施し前進させました。


≪「見える!!地域連携」プロジェクト≫

    ⑴学生公募型地域連携活動助成制度を設立し運用を開始
    助成制度「学まちチャレンジ!プロジェクト」を創設しました。説明会の複数開催や、関心を持った学生への個別面談等を精力的に行った結果、目標の3件を大きく上回る7件の申請があり、全件が採択となりました。それぞれの団体がコロナ禍で中止や延期となりながらも、可能な範囲で取組を行い、2月に報告会を実施しました。

    ⑵卒業生へのインタビュー調査を実施
    在学中に地域連携活動を行っていた4名の卒業生に対し、インタビューを実施しました。次年度は5名へのインタビューを目標に進めます。

    ⑶PROGテストによる成長度測定を継続
    地域連携活動が学生に及ぼす教育効果を可視化するため、1回生および3回生に対してPROGテストを実施しました。4年間継続して行い経年変化を追跡します。

    ⑷地域連携活動対象地域におけるアンケート調査を継続
    コロナ禍の影響により大半の地域連携活動を中止せざるを得ない状況となりましたが、一部の取組については形を変え実施できた活動もありました。
    昨年度からの継続となる作業療法学科による山科団地活性化の取組は、京都市プロジェクト推進室、山科区役所、山科区西野学区自治会および山階学区自治会と連携したもので、同団地に住む高齢者を対象に、健康増進のための体操、講話を行いました。この取組は同学科の正課授業「地域包括ケアシステム演習」の中で行ったもので、昨年度は、全4回オンラインで実施しましたが、今年度は全ての回を対面で実施することができました。
    アンケートの結果、満足度は10点満点中平均8.7点と高い満足度を得られました。
    「若い力をたくさんいただきました。楽しかったです。」など、好意的な意見をたくさんいただきました。また、「たくさんのストレスを溜めていたので短い時間でしたがまた元気に過ごせそうです」などコロナ禍で外出や交流が減っていることが伺える声もありました。昨年度のオンライン実施と比較し、コミュニケーション面での満足度が向上しました。
京都薬科大学との共同学生団体の活動では、薬膳喫茶を2日間実施しました。来場者アンケートでは、95%の方が「とても良かった」「良かった」と回答されました。「ゆっくり座ることでより、自然を楽しめた。」「お茶が美味しくゆっくりできた。」などのお声をいただきました。今後、薬膳喫茶の取組を学生ならではの視点で展開させていく予定です。


≪「区民に身近な大学へ」プロジェクト≫

    ⑴学生団体によるコミュニティカフェの運営開始
    2021年度は京都橘大学・京都薬科大学から計12名の学生が所属。コロナ禍で両大学の学生が対面を果たすことはできませんでしたが、オンラインミーティングを重ね、各大学で役割分担を行い共同して活動しました。その結果、山科区内において薬膳喫茶の開催(来場者約50名)、および高齢者向け指先トレーニング講座を実施しました(参加者10名)。また団体のInstagramを開設しました。今後は地域に向けて活動の発信を行います。引き続き、薬膳喫茶を中心に地域での活動を展開していく予定です。

    ⑵公開講座の開催
    市民向け共同公開講座「京のやくたちばなし~健康で豊かに暮らすコツ~」と題し、①認知症にまつわるやくたちばなし②最期まで自分らしく生きるためのやくたちばなし③『食』と『住』のやくたちばなしと各回ごとにテーマを決め、京都橘大学・京都薬科大学の両大学から講師1名ずつが登壇し、講義2本+Q&Aコーナーの形式で全3回の講座を対面とオンラインのハイブリッドで開催しました。第2回については、緊急事態宣言が発令されたため、オンラインのみの開催となりました。
    次年度は幅広い層(特に若年層とその保護者)を対象とした講座を開催する予定で準備をすすめています。

    ⑶IPEプログラムに地域住民の参加を開始、模擬患者バンクの設立
    昨年度、バンクのあり方について京都薬科大学と協議を重ねる中で新たなニーズが生まれ、地域住民の役割を模擬患者のみとせず、授業での講師、授業評価、教育フィールドとしての自宅の提供者など、広く地域の力を活用した医療人養成の枠組みを目指すことで合意し、IPEプログラムは発展的に継続、模擬患者バンクは当面本学での設置を目指してすすめていくこととなりました。
    IPEプログラムは、これまでの薬学部、看護学部、健康科学部理学療法学科に加えて、今年度から健康科学部作業療法学科も参加し、有意義な合同学習となりました。
    模擬患者バンクは、正課授業「フィジカルアセスメント演習Ⅱ」に地域住民に模擬患者として参加いただき、スタッフ登録の説明会を実施し、19名の方に登録していただくことができました。

    このほか、昨年度から連携が始まった京都中小企業家同友会と「学生と地域企業を結ぶ交流会」を開催しました。この会では同会に所属する経営者4名が学生に向け「社長の日常」「地域と企業の関わり」等のテーマで発表を行ったあと学生と意見交換を行いました。
    また、地域の小学生に向けた地域貢献イベント「たちばなサイエンスデー2021」を初開催し、定員100名を大きく上回る480名(保護者含む)の参加がありました。これは本学が持つさまざまな研究資源を児童が楽しく体験できるもので、児童・保護者から大変好評でした。地域への定着を目指し、次年度も開催していきます。


関連リンク

京都橘大学×京都薬科大学 京都市「学まち連携大学」促進事業

京都橘大学と京都薬科大学の共同学生団体『ME-ME (ミーム)』