京都薬科大学の学生が参画するチームが東京大学公共政策大学院「情報通信技術と行政」研究プログラム主催のコンテスト「チャレンジ!!オープンガバナンス2019」に参加し、全国1位を獲得しました。
このコンテストでは全国41都市の自治体から提示された地域課題の解決に向けて市民チームがアイデアをまとめて提出し、そのプロセスと成果が審査・評価されます。
京都薬科大学の学生の他に医師、薬剤師、IT企業社員等で構成されたチームは、今回京都市が提示した「市民による薬局・薬剤師等の活用推進(健康サポート薬局の普及)」という地域課題の解決に向けて、“Pharmatching(ファーマッチング)”という新サービスを提案しました。
“Pharmatching”は位置情報付きウェブサービスで、薬局の機能や薬剤師の得意分野などを可視化し、メッセンジャーアプリに薬剤師との個別対応相談機能を組み込むことで市民が気軽に薬剤師に相談できる仕組みとなっており、健康サポートに関する内容について薬剤師から助言を受けることも可能となります。このサービスによりICTの活用で市民と薬局・薬剤師との繋がりを作り、身近に相談できる地域社会の実現を目指しています。
現在はアイデアの具体化に向けて様々な課題を検討しており、この活動を通じて地域の課題解決に貢献するとともに、学生自らの成長にもつながっています。
京都薬科大学
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