この活動は、本学作業療法学科と、京都市総合企画局プロジェクト推進室、近隣学区自治連合会が企画したもので、団地高齢者と連携を持ち、徐々に参加者が減っていく団地でのコミュニティの現状把握（意欲低下、身体機能の低下など）、コミュニティ活動継続に向けた新たな取り組みなどを実施し、活動の効果検証を行うことを目的としています。

活動内容は、本学作業療法学科学生・教員が山科団地に出向き、健康に関する講演や、各種測定（血圧測定・骨密度・血管年齢など）を行うものです。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大学と団地をオンラインでつなぎイベントを開催しました。今年度は全４回開催し、学生による健康体操や教員による講演を行いました。

アンケート集計結果から、学生とのコミュニケーションによる満足度が高く、オンライン であっても楽しまれている方が多いことが分かりました。今後もこの活動とあわせて、地域の子どもに向けたイベントや、老人ホームなどへのイベントの動画の配信等も予定しています。