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2024年度

事業名都ライト ‘24

テーマ
環境・エネルギー、景観、美化活動
文化
大学名
京都工芸繊維大学・京都産業大学・花園大学・立命館大学・龍谷大学・立命館アジア太平洋大学
実施団体
都ライト実行委員会

●実施団体の紹介

地域や人のつながりをテーマとしたイベントが「都ライト」です。町家の中から格子越しにこぼれる「暮らしの灯り」をライトを使って表現し、通りを彩ります。またライトアップのみならず、地域の方と連携した様々な企画を通じて、「人と人・人と町・町と通り」の「織り成す暮らし」を視覚的に象徴し、訪れた人々に身近にある町並みの美しさや、そこにある人と人のつながりを発見していただければと考えています。

●活動場所

浄福寺通大黒町・上七軒通

●活動目的・背景

町家の減少傾向を踏まえて、訪れる全ての人が、京町家の持つ様々な魅力を発見・再認識し、またその中にある人と人とのつながりの大切さを知ることを目指しイベントを企画しています。また、来場者の方に現在の通りの様子を知ってもらうことで、来場者の方一人ひとりが胸のなかに何かを感じ、古都京都の町並みや地域コミュニティに対して眼を向けるきっかけとなることを、最大の目的としています 。また、本年度は結成20年という節目の年でもあり、都ライトのさらなる発展で以ってこれまで支えて下さった地域の方へ恩返ししていきたいと思っています。

●取組概要

今年度は「暮らしの灯りが紡ぐ未来への架け橋」をテーマとして掲げ、事業を行いました。このテーマは、結成20周年を迎えたことを踏まえて地域の方への恩返しを第一に、都ライトをきっかけとし多くの世代が関わりを持つことを目指したものになっています。具体的な企画としましては、地域の子供たちと作成した牛乳パック行灯を町家と共に展示したり、伝統産業の工房と連携した見学会などの企画を行ったりと、多くの世代と交流して出来上がったのが本年度のイベントになっています。

●成果・今後の課題

<学生にとって>
歴史ある京都という地で、さまざまな世代の方達と協力しあって一つのイベントを作り上げるという本団体の活動が20年もの間継続して行われたことが一つの成果であると思っています。今後はこれまでの都ライトの伝統を踏襲しながらも地域の方と協力して全く新しい企画にも挑戦したいと考えています。
<地域にとって>
本年度のイベントでは、お店や伝統工芸品の工房とコラボした企画を複数行いました。また、来場者へのアンケートの結果、それらの企画が印象的だったという声を多くいただくことができ、都ライトを入り口として、地域内外の方に大黒町・上七軒の魅力を発信できたことを成果として捉えています。そして今後は、来場者の方がイベント後にも再び訪れたいと思っていただけるような工夫をしていきたいと考えています。
<学生・地域の声>
本年度は、地域の企業・団体様からの協賛や、地域主催のイベントとコラボした企画を行うなど、地域の方々には昨年に増して様々な面で支援をいただきイベントを開催することができました。しかしながら広報の力が及ばず昨年度以上の来場者を呼び込むことができませんでした。いただいた支援以上のものを地域の方々に還元すべく、来年度以降は広報にさらに力を入れ、より多くの方に足を運んでいただきたいと考えています。

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本取組に関するお問い合わせ先

都ライト実行委員会事務局


E-Mail:miyako.light@gmail.com

関連Webサイト(外部サイトにアクセスします)

https://miyako-light.com/