「写真を楽しみながら撮影技術を向上させること」を目標にして活動を行っている京都精華大学の公認学生団体です。
鞍馬小学校区
京都市立鞍馬小学校の今年度児童数は12名で、来年度は市原野小学校に統合されることが決定しています。地域にとって小学校がなくなることは、単に小学生の学ぶ場がなくなるだけではなく、多くの地域住民の思い出が詰まった母校がなくなることでもあります。地元の小学校での行事に参加する機会も少なくなることで、統合後の喪失感や地域活動の減退が懸念されていました。
鞍馬小学校の児童・保護者・教職員および学区内の市民(2024年1月1日現在492人、その多くは同小学校の卒業生)にとって価値のある視覚的資料を記録し、3/24の閉校式で展示し共有することで、児童たちの思い出作りとともに、地域の方々の今後の活動の助力となることを目指し、写真と動画の撮影を続けてきました。
<学生にとって>
登下校や授業など日常の風景をはじめ、運動会や校内泊キャンプなど行事での児童の様子を継続的に撮影してきました。教員・児童と顔なじみになり活き活きとした表情を活写し、たくさんの写真を鑑賞してもらいフィードバックをいただくことで喜びが感じられ、表現力の向上も実感できました。
<地域にとって>
校庭で開催された「夏祭り区民の集い」、運動会と合同開催の「区民運動会」のほか「鞍馬の火祭り」「二ノ瀬のお火焚き」など地域行事にも参加、撮影することで地域の方々から信頼と賞賛を得ることができました。
<学生・地域の声>
鞍馬小の児童には、被写体として撮られるだけでなくチェキで撮影に参加してもらい、写真表現の面白さを感じてもらえました。またPTAの方々には、プロジェクト開始前は児童のプライベート画像の流出など危惧されていましたが、撮影を重ねるにつれ、心配から信頼・期待へと変わり、たくさんの感謝の言葉をいただきました。
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京都精華大学 学長室グループ
TEL:075-702-5263