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京都光華女子大学・京都光華女子短期大学部

Kyoto Koka Women's University

京都光華女子大学・京都光華女子短期大学部

Kyoto Koka Women's University

京で学び・京で働き・京に暮らす
~地域連携型プログラムの展開~

【2021年度の取組実績】

一般社団法人京都中小企業家同友会や一般社団法人京都知恵産業創造の森など、地域団体と情報共有し連携を強化し、正課の地域連携型教育で在学⽣が地域や地域住民と関わる機会を提供しました。
「学まち連携大学」促進事業の申請科目としては、当初計画の8科目実施に加え2科目で京都市内企業との連携を追加し合計10科目、延べ221人が参加しました。
「まちやサテライトキャンパス(地域連携拠点)」の活用としては、新型コロナウイルス感染症拡大の収束が見込めず限定的な活用とはなりましたが、京介食推進協議会と本学の産学連携の取組に関するライブ配信(5/29)、学生企画イベントの実施(7/22~23)、地域住民である研究者を招聘したまちや特別講座(8/4)など、まちやならではの活動を地域に向けて実施しました。


≪まちやサテライトキャンパス(地域連携拠点)の活用≫

在学生を対象とした地域連携型科目では、「ライフデザイン特論b」、「プロジェクト実践」、「産官学連携プロジェクト」でサテライトキャンパス活用を計画しました。
「プロジェクト実践」は、感染対策に配慮した体験と学生が地域連携で企画・開発した商品の販売を地域住民への公開イベントとして実施し、2日間で115名の来場となりました。
「産官学連携プロジェクト」では、動画教材とフィールドワークで地域連携を学びました。

≪アクティブラーニングを織り込んだ「地域連携型教育の拡大」≫

2020年度から継続の科目は、「プレゼンテーション演習」、「京の伝統文化を創る」、「くらしに生きるものづくり」、「学生が創る地域C」、「商品企画論」の5科目です。
当初計画では、2021年度に4科目を追加し計8科目の開講を目標としていましたが、さらに以下の5科目を新たに開講し、当初予定を上回る10科目の地域連携型教育を実施しました。

    ⑴ライフデザイン特論b(京町屋の構造と日々の暮らし)

    ⑵ライフデザイン特論f(京の食べ物から知る日々の暮らし)

    ⑶パッケージデザイン演習
    …寺町京極商店街に店舗を構える「ひとかん京都」で販売する高級缶詰をテーマに、パッケージを印刷・制作する岩本印刷株式会社の協力を頂きながら、学生が企業から与えられたテーマに基づき缶詰のパッケージをデザインし提案しました。

    ⑷ライフデザイン・コンピテンシーⅡc
    …自治活動を積極的に行っている富有学区自治連合会(体育振興会・自主防災会・消防分団など)が主催する活動イベントを地域の方と一緒に行うことで、この地域に伝統的に根付いている地域活動の重要性を学習するとともに、積極的に活動が行われているこの地域でさえも存在する課題や問題を理解しました。

    ⑸ライフデザイン・コンピテンシーⅡb
    …店舗数の減少に悩む今熊野商店街の現状を理解し、学生が実際に商店街に訪れ、学生の視点で商店街の魅力を洗い出し、活性化に繋がる魅力をポスターやSNSを通じて伝えるアイデアをまとめ、活動内容は京都府商店街創生センター・今熊野商店街振興組合に報告しました。
短期大学部では2年間の学びを通じて、より多くの学生が地域連携や産官学連携を通じた学びに取り組めるように、必修科目のカリキュラム改定を行いました。 また、学生リーダー組織「D’*Light」が学生の自主性に基づき、連携先の企業と活動を行いました。2021年度は株式会社松栄堂と本学80周年の記念品としてお香の商品開発に取り組み新しい香りのお香を制作しました。この取組をきっかけに、2022年度のライフデザイン・コンピテンシーⅢの授業において、株式会社松栄堂とPBL型の産学連携授業の実施に繋がりました。


≪卒業生・地域の女性を巻き込むリカレント教育≫

3年目を迎えたリカレントプログラムは、2021年度も京都府認定を得て継続実施しました。2021年度は、文部科学省「就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業」に採択された専門職系リカレントプログラム「多様な知識で貢献する次世代ケアワーカー育成プログラム」と、京都府の大学連携リカレントに選定された従来からのビジネス系リカレントプログラムを実施しました。

関連リンク

京都光華女子大学 地域連携推進センター(CRC)