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花園大学

Hanazono University

花園大学

Hanazono University

利他の精神に基づいた地域連携教育プログラムの推進事業

【2021年度の取組実績】

2020年度に引き続き、2021年度においても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、一部当初計画からの変更を余儀なくされました。再開を期していましたが実現に至らないものもありました。
しかし、全体的に見れば、昨年度に蓄積したオンライン活用などのノウハウを活かして、より充実した活動を行うことができました。正課授業で行われる基幹プロジェクトは、ほぼ計画通り実施することができました。
地域に向けたイベントや市民向け講座は、昨年度同様オンラインで開催することになり、地域連携という面はやや弱くなったものの、逆に地域外の多くの視聴者を得ることができ、花園大学の地域連携の取組を広くアピールすることにつながりました。


≪仏教×社会貢献プロジェクト≫

①おでかけ坐禅・写経会…2022年度実施に向けて調整中。
②オンライン坐禅・写経会…講義「写経の功徳と『般若心経』」と実際の写経の様子を撮影した動画をYouTubeで配信しました。書き上げた写経は郵送してもらい、大学において納経行事を厳修後、臨済宗寺院においてお焚き上げも実施します。

≪おひざもとプロジェクト≫

①地域情報発信局
    ⑴ラジオ番組制作(Radio mix Kyoto FM87.0 ラジオ番組「花園大学ZEN to you & you」)
    …今年度は【京都の食】をテーマに、花園大学ならではの学びを生かし、学生の視点から取材やリサーチに挑戦、魅力が溢れる京都の文化や歴史を発信しました。原稿作成にあたっては、Radio mix Kyoto FM87.0の放送局長から、公共放送をするにあたっての心得などのレクチャーを受けました。
    ⑵YouTube地域情報発信
    …京都市中京区で活動する子ども食堂を取材し、子ども食堂が単なる貧困対策ではなく、地域の隠れた問題を可視化し、町内会などとは別の地域住民のつながりを作る新たな地域ネットワーク創設の場であることが取材を通して明らかになったので、その内容を映像としてまとめました。
②子ども向け地域防災「イザ!カエルキャラバン! in はなぞのだいがく」
    防災について楽しく学ぶリーフレット制作を正課授業「インターンシップ」として行いました。リーフレットは、京都市内の幼稚園や保育園、小学校、児童館、京都市役所等に配布するとともに、制作の様子を含めたリーフレット紹介動画をYouTubeで配信しました。

≪京都プロジェクト≫

①京町家でまなび庵
    地域連携講座まなび庵の学外開催バージョン「おそとのまなび庵」を、京町家の保存に貢献することを目的のひとつにし、西陣の京町家「上七軒文庫」を会場に「京町家でまなび庵」をライブ配信にて2回開催しました。
②こどもと行こう!祇園祭プロジェクト
    祇園祭に親子で参加することをサポートする取組である「こどもステーション(祇園祭期間中に授乳、オムツ替え、ベビーカーの預かりをする仮設スペース)」の運営を通じて学びを提供する予定でした。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響によって、祇園祭および「こどもステーション」の実施が困難であったことから、書籍『はるこの祇園祭』の周知と原画展が行われた一乗寺の恵文社界隈におけるフィールドワークを行いました。
③対話による地域連携課題解決を図るファシリテーターの育成
    「アドバンストフィールドワーク演習」の担当教員とNPO法人「場とつながりラボhome’s vi」の講師(実践者)と協働でアイスブレイクやファシリテーション・グラフィックの教授方法を開発しました。

関連リンク

花園大学 京都市「学まち連携大学」促進事業

BASE花ここ:花園大学地域連携教育センター公式YouTube