BORDER!は関西の芸大・美大生で構成されたクリエイターグループのSHAKE ART!が主体となって運営しているアートフェスティバルです。若手作家や学生作家の制作発表を応援するともに、普段美術・芸術に縁遠い方にとってそれらが身近に感じられるきっかけになるようなイベントの開催を目的として活動しています。京都 河原町五条にある絵を描く材料と額縁の店 画箋堂が共催しています。2018年から始まり今回で7回目。今年は京都の出町桝形商店街での開催です。
出町桝形商店街(開催場所)
[BORDER!全体のテーマ]
全ての「つくる」にはジャンルという境界線は存在する。しかし、それは自由に飛び越えられる境界線であるべきだ。ジャンルを飛び越え、様々な「つくる」と「つくる」が出会えばもっと素敵なものが生まれるんじゃないだろうか。全ての「つくる」に出会う第一歩に。
[BORDER!2024のテーマ]
壁に窓があるからこそ、向こう側の世界(存在)に気付くことができる。窓の向こう側に目を凝らすことで、新しい世界を知れる窓の向こうを覗くように、今までよりも一歩踏み込んだアートの世界に触れる,アートと周りとを繋ぐ『窓(まど)』がある『間(ま)』を御来場の皆様に提供するイベントにしたい。
出町枡形商店街の方々と関わりながらアートイベントを企画、運営していく。
スタンプラリー、ワークショップ、ゲリラアトリエ、作品展示を企画。
商店街をアートの力で盛り上げ、地域とのつながりを大切にできるイベントを考える
<学生にとって>
我々企画運営メンバーとしては、商店街で開催するという今までとは少し違った取り組みに、学ぶことも多かった。
挨拶が足りていなかったりと、反省点もあったが、全体を通して、素敵なイベントになったと感じる。
<地域にとって>
普段とは違うアートにあふれた商店街に喜んでくださったり、盛り上がっている様子に面白いことやってるな、と興味を持ってくださった商店街の方が多かったと思う。来場者の方も普段から商店街を訪れている方から、そうで無い方までイベントに興味を示してくださった。特にスタンプラリーでは幅広い年齢層の方が参加してくださった。
<学生・地域の声>
参加してくださった作家様からは、高い満足度を示していただけた。作家と商店街の方々との交流、作家同士の交流が見られて、とても面白いと感じたし、有意義なものになったと思う。交流を通して「もっと普段の制作を頑張ろう!」とやる気を頂きましたという感想もいただき、学生作家同士が刺激を与えたり受けたりできるイベントになった。
商店街の方からは、
商品を買ってもらえるなどのフィードバックが欲しかった、アナログ的な商店街らしい面白さをもっと引き出す企画があるとより良くなるといった今後に生かせるアドバイスをたくさん頂けた。我々メンバーの対応については、良いと言ってくださる方々も多かったですが、挨拶がもっと欲しかった、事前の連絡の伝達に不備があったなど、地域の方と関わる上で大事なことについてもご指摘いただき、とても勉強になった。
クリックで写真が入れ替わります
BORDER!実行委員会
TEL:080-9543-8321