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学まちコラボ
2018年度

事業名ふかくさ町家シネマ~校区と記憶~

テーマ
文化
その他
大学名
龍谷大学
実施団体
ふかくさ町家シネマ(ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクト)

●実施団体の紹介

〈ふかくさ町家シネマ(ふしみ・ふかくさコミュニティアーカイブプロジェクト)〉
昭和時代の生活文化を映した8ミリフィルムの映像や写真を集め、ゲストと地域の方々を招き上映会を行う。また、上映会でのディスカッションの内容を丁寧に書き起こし、冊子を作成する。
〈伏見区社会福祉協議会〉
毎月第二土曜日に深草小学校で開催している「ふれあいサロン」にお邪魔して、出張町家シネマを開催。
〈伏見チンチン電車の会〉
明治28(1895)年2 月1 日、京都市東洞院塩小路~伏見町油掛間に、日本初の電気鉄道の営業路線が開通。その功績を讃え、広く周知することを目的として設立された団体。

●活動場所

伏見区

●活動目的・背景

深草地域の家庭に眠っている昔の8 ミリフィルムの映像をDVD にデジタル化し保存することで、当時の庶民の暮らしや今は残っていない地域の建築物・風景などの記録を遺し、継承することを目的としている。また、上映会で地域住民の思い出を伺うことにより、撮影された時代をより深く知る。

●取組概要

深草にある町家キャンパスを拠点として、収集した古い映像の上映会を行っている。また、映像だけでなく、古い時代の写真資料に写されている場所に出向いて撮影し、当時と今の状況を比較する上映会を行った。その際、住民の方々に変化した場所のお話を伺い、学生の知らない時代の話を聞くことができた。また、成果物として、上映会での会話を書き起こし、冊子として発行予定。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
私たち学生は平成生まれなので、住民の方々の記憶や思い出は新しい発見ばかりであった。また、春には改元され、新しい元号となる。昭和は新元号から二つ前の時代になるので、歴史を継承する事業には大いにやりがいを感じた。
〈地域にとって〉
8ミリフィルムは保管が難しく、映像を見る映写機を持っている方も少ないため、フィルムの中身を確認せず廃棄されることが多い。この活動を通して家庭に眠っている貴重な資源を地域の財産にすることができた。
〈学生・地域の声〉
・懐かしい映像や写真を見られてよかった。また、上映会をしてほしいです。
・8ミリフィルムの映像を初めて見られた。捨てずに保管しておいてよかった。

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本取組に関するお問い合わせ先

龍谷大学
ふかくさ町家シネマFacebook

関連Webサイト(外部サイトにアクセスします)

https://www.facebook.com/hukakusamatiyasimema/ https://machiyacinema.wixsite.com/home/