〈京都文教大学バスツアーズ〉
2013 年から、向島ニュータウンでひとり暮らしの「引きこもりがちな高齢者」と学生が、京都文教大学のスクールバスを利用した日帰りバスツアーを実施し、今年度で20 回以上開催している。2016 年から学まちコラボ事業に採択されている。
〈向島二ノ丸学区社協〉〈向島二ノ丸民生児童委員〉〈京都文教マイタウン向島ランチクラブ〉
〈京都文教マイタウン向島運営会議「寄合い」〉〈向島駅前まちづくり協議会〉
向島ニュータウンは、ひとり暮らしの高齢者に対する地域ぐるみの生活支援が課題となっており、学区社協や民生委員の方の役割が大きくなっている。
伏見区
ひとり暮らしの「引きこもりがちな高齢者」が外出できるように、京都文教マイタウン向島では、月1 回のランチクラブ、歌の集いや囲碁クラブなどが実施されている。これらの活動に加え、健康の不安や経済面から旅行を諦めていた方を対象に、学生がサポートする日帰りバスツアーを実施して旅行の楽しさを提供し、元気になってもらうことを目的としている。
民生委員の方と相談しながら旅行先と内容、実施日などを検討し、バスツアーを計4回(7月京は遠ても十八里、鯖街道/ 10 月近江八幡、櫟野寺、甲賀流忍者屋敷/ 11 月尾張寂光院と犬山城下町、明治村/ 12 月チキンラーメンミュージアムと神戸南京町、ルミナリエ)実施した。2 月には安土城郭博物館と長浜盆梅展、長浜を実施予定。また、10 月には「向島まつり」へ参加し「京都文教大学バスツアーズ写真展」を開催。約100 名の来場を得た。
〈学生にとって〉
ツアーの企画から実施までを体験し、地域に貢献できたと感じている。「向島まつり」へ参加し、過去20 回のバスツアーの様子を展示した「京都文教大学バスツアーズ写真展」では、来場者と直接交流できた。
〈地域にとって〉
日頃、家に引きこもりがちな高齢者同士の相互交流から友達ができ、旅行の後も話をするようになった。また、お化粧や洋服に気を使うようになり、生活に張り合いが生まれた。
〈学生・地域の声〉
・学生・地日頃接することのない向島ニュータウンの高齢者の方とふれあい、向島駅や大学、ニュータウンのイベントで顔を合わせた時に話をするようになった。
・お洒落に気を使い、学生とふれあって元気をもらった。明治村では子どもが小さかった頃を思い出した。
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京都文教大学
TEL:0774-25-2400(代表)