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2018年度

事業名淀本町商店街ふれあいライブラリープロジェクト

テーマ
産業・観光
大学名
龍谷大学
実施団体
淀本町商店街ふれあいライブラリープロジェクト

●実施団体の紹介

〈淀本町商店街ふれあいライブラリープロジェクト〉
伏見区淀地域にある淀本町商店街の活気を取り戻す活動を行っている。淀地域では、図書館に対する住民のニーズがあることが分かったため、空き店舗を活用した図書館を月に1度開き、商店主さんや地域団体と連携したイベントを実施している。
〈淀本町商店街振興組合〉
空き店舗の賃借交渉、イベントの企画や協力をしていただいている。
〈淀みず車の会〉
淀の歴史を紙芝居にし、読み聞かせを行っている地域団体。イベント協力や情報提供をしていただいている。
〈淀児童館・明新小学校・納所小学校〉
淀本町商店街ふれあいライブラリーの広報協力をしていただいている。

●活動場所

伏見区

●活動目的・背景

京阪淀駅が高架化され、駅のメインとなる出入口の場所が変わった影響で、淀本町商店街の人通りが減少していた。そのため、すべての店舗が何らかの形でかがやくためのきっかけづくりを行うことを目的とした。また、商店主さんと地域の人をつなげ、地域から愛される商店街を創ることで人通りを増加させ、商店街のかつての賑わいをとりもどそうと考えた。

●取組概要

月に1度、商店街の空き店舗を活用して、図書館を開設しイベントを行った。8月、9月はしおりづくり、10 月は競馬の開催に合わせた商店街内でのクイズラリー、11 月にはビブリオバトルや紙芝居、12 月にはクリスマスツリーを作り、店舗に飾り付けをした。地域でニーズのある図書館を開設することで商店街に来るきっかけをつくり、イベントを通して淀地域についてもっと知ってもらうことや商店主さんと地域住民のつながりを生み出す機会とした。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
実施回数を重ねるごとに足を運んでくれる人が増え、「これまで図書館が無かったから嬉しい」という声や新たなニーズについて聞き出すことができた。また商店主さんをはじめ、地域の方と図書館開催時以外でも挨拶を交わすなどの関係性を構築できた。
〈地域にとって〉
準備の手伝いや当日に差し入れをしてくださったり、協力してくださる商店主さんや地域の方が出てきた。また、図書館の認知度が向上していくにつれ、来てくださる人も増え、演奏会や紙芝居をしたいという地域団体の方もおり、イベントが当初より賑やかなものになっている。
〈学生・地域の声〉
・最初は不安もありましたが、メンバーみんなで協力して上手く活動してくれました。来年度からも楽しみにしています。
・学生と子どもたちが商店街に来ると、商店街が明るくなって嬉しい。どんなイベントをしてくれるのか、毎月の楽しみにしています。

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本取組に関するお問い合わせ先

龍谷大学 政策学部

TEL:075-645-2285