〈学生団体からふる〉
「食卓」という場を通じて、こどもたちや地域の方々、学生が気軽に対話できる「みんなの居場所」づくりや、学生の参加しやすい地域コミュニティの形成を目指す、京都大学の学生を中心とした学生団体である。
〈社会福祉法人 健光園 北白川児童館〉
こども食堂の開催場所提供や当日の運営補助等の協力を行っている。
〈公益財団法人 京都SKY センター アートSKY 塾〉
食事の前の時間に、おとなもこどもも楽しむことのできるアート教室を企画。
左京区
多様な人々が気軽に対話できる居場所を作ることを目的としている。また、学生のまちである京都に学生が運営するこども食堂を作ることで、学生が地域に参画するきっかけをつくる。さらに、既存の地域コミュニティに学生を取り込むことでさらなる活性化を図る。
月1 回のペースで8 回のこども食堂を開催した。こども食堂では食事の提供に加え、京都SKY センターの皆様によるアート教室、学生がこどもに勉強を教える「あそなびタイム」を開催した。こどもたちとより仲良くなることを目指し、名札や整理券、ポスターなどを作成し、会話のきっかけをつくった。団体以外の学生への広報も行い、こども食堂に参加してもらった。
〈学生にとって〉
各メンバーが自分はどういうことがしたいのか、こども食堂では何を求められているのかといったことを考えるきっかけになった。児童館、京都SKY センター、保護者など様々な人と出会い、経験を深めることができた。
〈地域にとって〉
2016 年から継続して取り組んだ結果、地域の方々が食事の準備を手伝ってくださったり、学生とこどもが互いの名前を覚えるなど関係の深まりが見られる。こどもだけではなく、多くの人の居場所となっている。
〈学生・地域の声〉
・こどもが工作をして目を輝かせているのを見て、大人も嬉しくなるような工作をしていきたいと思いました。
・いつもおいしいごはんをありがとうございます。
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学生団体からふる