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学まちコラボ
2018年度

事業名子ども科学教室

テーマ
産業・観光
教育
大学名
佛教大学
実施団体
わくわく研究室

●実施団体の紹介

〈わくわく研究室〉
佛教大学教育学部平田ゼミの 3・4回生の学生21 名が企画、運営を行う団体。月に一度、上京区の北野商店街近くにある仁和会館で小学生を対象に科学教室を行っている。
〈北野商店街〉
中立売通から一条通を東西に400メートルにわたって約100 店舗が軒を連ねる商店街。商店街の中には地域の方の居場所を作るための施設も存在し、交流の場として様々なイベントが開かれている。

●活動場所

上京区

●活動目的・背景

子どもたちの理科離れがささやかれる中、教員養成課程の学生と小学生が理科実験を通してふれあうことのできる場を持つことは貴重であると考えた。また、上京区では高齢者から子どもまで、世代を超えたふれあいの機会が少なくなったという声があった。これにより、地域のみんなが集う場所としてコミュニティづくりが必要だと学生の視点から考え、地域と協働でまちづくりを行うことを目的としている。

●取組概要

月に一度、仁和会館で科学教室を定期的に行った。保護者の方にも見学してもらい、新たなコミュニティが生まれるように活動した。また、小学生を対象とした科学教室ではあるが、商店街の振興を目的に、大人も商店街に引きつけるための工夫として、北野商店街の夏祭りに参加する等の活動を行うことで、多くの世代が集う地域の居場所として根付かせるための足掛かりを作った。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
科学教室を月に1 度行うことで子どもとふれあう機会が非常に多くなった。それにより、保護者の方などから子どもたちの生活の現状の話を聞くことができ、地域の中に「子どもの居場所」をつくることの重要性を知ることができた。
〈地域にとって〉
商店街で科学教室を行うことは、定期的に子どもの声を聴く機会になり、地域活性化の一端を担うことにつながっている。また、高齢者と子どものつながりや保護者と高齢者のつながりをつくることができ、今までになかった世代間の交流を生み出すことができている。
〈学生・地域の声〉
・毎回来てくれる子どもの「最近学校の理科も楽しくなってきた」という声を聴き、とてもやりがいを感じた。
・放課後の居場所づくりに加えて理科の実験もでき、大変貴重な体験を子どもにさせることができてとてもうれしい。

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本取組に関するお問い合わせ先

佛教大学 研究推進部社会連携課

TEL:075-493-9002