京都府相楽郡南山城村野殿・童仙房地域
廃校になった⼩学校を活⽤して、地域と大学の交流・連携によって⽣まれる、学校教育とは異なる新しいかたちの教育(学習)空間の創造を活動目標に掲げている。また、住⺠の⽣涯学習と大学による⽣涯教育の実践活動との融合をめざしている。
「野童いなか塾」という、大人も子どもも参加できる地域学習講座を定期的に開講している。今年度は 8 月に「童仙房ミュージアム」を開催して、地域資源を活⽤した器に山野草を活けたり、草笛体験をしたりした。また、2018 年 2 月には、中山間地域の防災課題にアプローチする「減災懇話会」の開催を予定している。
地域と大学とが協働して企画・運営する環境教育や減災学習のモデルケースを提示できていると考えている。参加者へのアンケート調査では「おもしろかった」「ためになった」などの回答が最も多いが、「もっと知りたい」や「またしてみたい」という回答も増加している。また、京都府外からの参加もあり、参加者のはばが広がっている。
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京都大学大学院教育学研究科
教育実践コラボレーション・センター