京都市伏見区醍醐地域に、市民主体の新たな文化を創出し、市民・学校・事業者・行政の協働の下、醍醐地域のまちづくりを促進することを目的とした活動を行う市民団体。
京都市伏見区醍醐地域
醍醐地域においては、少子高齢化も進み、課題に応じた様々な活動も市民の手により取り組まれているが、相互の連携が不足しており、関係の希薄さが課題であると感じる。また、特色ある地域文化も希薄であると感じる。
そこで本事業では、地域の人々の交流を図り、地域が一体となって取り組むイベントを開催するとともに、地域の学生や生徒・児童・園児が中心となった文化の発信を行う。
参加者には、イベントを楽しみながら、交流を深め、あらためて地域の魅力を感じてもらうとともに、市民や事業者、学生・生徒・児童・園児等、様々な主体が関わることで、相互の連携・関係性を深めることを目的とする。
大学・短大・専門学校といった施設がない醍醐地域において、多くの若者は実質18歳に地元を離れる。18歳までに地域に愛着を感じることがなければ、その後、地域に愛着を感じる機会はほぼないに等しく、地域に再び帰ってくることはない。それらの年代が輝ける事業に取り組むことで、醍醐地域を、愛着の持てる地域とする。
醍醐および近隣地域に位置する、かすがのえんこども園・京都朝鮮初級学校・春日丘中学校・栗陵中学校・京都橘中学校・京都橘高校・京都橘大学・龍谷大学・京都文教大学・京都教育大学から、各クラブ・サークル等に集まって頂き、日頃の活動の成果を地域の方々に披露して頂くステージや体験ブースによるイベントを開催した。各団体合同での、パレードや演奏、パフォーマンスも実施、会場運営も各大学団体が協力して担った。その他、事前から大学生による中学生へのレッスン、中学校同士の合同練習なども実施、一時的に終わらない恒常的な参加団体相互の連携を深め、新たな文化の創出、地域の魅力発信に努めた。
<学生にとって>
地域内の中学校と大学の合同演奏を経て、より地域としての連携が強まったように感じた。そして、生徒同士またその親世代とさらに親交を深め、地域としての繋がりを強くすることとなった。
<地域にとって>
ステージはもちろん、各団体による演目の体験ブースも充実させることができ、参加団体同士の連携だけでなく、参加団体と来場者との交流もより深めることができた。
事業としてのコンテンツ、取り組む内容は、毎回より良いものとすることができており、毎年代替わりがある学生との連携について、新しい風を取り入れながらも、事業の核としての考え方の部分は、ブレないように継続していくことが肝要であると考えている。
<学生・地域の声>
運営陣や出演者、観客問わず全体を巻き込んだイベントを多く取り入れることが出来てやりがいがあった。(体験コーナーや指揮者体験など)
普段交流のない方々とも協力して、地域内外、学内外問わず運営に携わることができ、作り上げたイベントの達成感が十分にあった。
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醍醐味eets会
TEL:090-9116-2127