自然豊かな右京区京北地域の地域活性化を目的に京北で伝承されている盆踊りの若者にとっての魅力を発掘・発信する活動に地域の方と協働しながら取り組んでいる。
京都市右京区京北地域
京北にて受け継がれている盆踊りは少子高齢化が急速に進んでいるため、その担い手もまた減少しており、その次世代への継承が大きな問題となっている。そこで、京都市街地の若者にその盆踊りの魅力を伝える活動を実施した。
定期的に開催される盆踊りの練習会に参加し、盆踊りの踊りを習得した。そして、8月に開催される、「京北盆踊りフェスタ」や、「山国盆踊り」、9月に開催される「丹波音頭・踊りフェスティバル」、10月に開催される「芦見谷芸術の森フェスティバル」や「ツクル森2023~アート・クラフト・世界の音楽会~」で盆踊りを披露した。主に「京北盆踊りフェスタ」と「丹波音頭・踊りフェスティバル」では、京北地域について関心のある合計約20名の若者たちとともにイベントに参加した。
<学生にとって>
普段、関わることのできない京北地域の方々と盆踊りを通して関わることができ、貴重な体験をさせていただけたと感じた。また、盆踊りの練習をする中で、丹波音頭の歴史や背景も教えていただくことができて、学びになったと感じた。
<地域にとって>
京北地域外から、若者が盆踊りに参加することで、盆踊りを盛り上げ、参加した若者にとってより盆踊りの魅力を感じられたと思う。また、今年度は地域内の若者にも盆踊りに参加してもらう機会を提供することができた。これからも盆踊りを若者に伝承し、さらに丹波音頭を広めていくために、継続的に若者が盆踊りに触れる機会を増やすべきだと感じた。
<学生・地域の声>
・これからも継続して、若者たちに京北に足を運んでもらい、丹波音頭を継承してもらいたい。この活動を継続して、もっと多くの若者たちに丹波音頭の魅力を知ってもらいたい。
・丹波音頭の練習会から、地域の方々が何度も優しく教えてくださり、練習会に参加するのも楽しみになっている。本番では、実際に浴衣を着て盆踊りの雰囲気を味わいながら、教えていただいた踊りを披露するのは貴重な体験であると感じた。これからも丹波音頭の魅力を伝えていきたい。
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学生団体K-Bond