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まちづくり事例集
2022年度

事業名京町家を通した京都文化の総合理解(社会システム学科)

テーマ
教育
大学名
同志社女子大学
実施団体
同志社女子大学現代社会学部社会システム学科、みらい・まちづくりファクトリー(学生研究会)、京まちや平安宮、バザールカフェ

●活動場所

同志社女子大学京田辺キャンパス、京まちや平安宮、バザールカフェ(京都市上京区)

●活動目的・背景

1)町家を通した文化の発信
2004年から公開講座「町家で学ぶ歴史と文化」を開設し、京都の歴史・文化に造詣が深い方々を講師に招き、様々なテーマで講座を提供している。会場は上京区にある京まちや平安宮。京都の守るべき遺産の一つである町家の構造、現状を理解し、四季折々の暮らしぶりに触れ、受講生や地域の方々との相互交流を通し、国際観光都市としての「京都」の特徴を理解し、京都地域の総合的理解を図る。
2)町家を軸とした地域コミュニティとの交流
2019年から京都市中心部の町家で「コミュニティ・カフェ」を運営し、学生の企画による様々なイベントを通して近隣の小学生や高齢者などと交流をはかり、地域が抱える課題の理解・考察を行っている。学生が学んできた他地域での文化などを住民とともに体験し、地域文化の相互理解を図り、異なる地域及び世代間をつなぐ「多地域・多世代」型学習を行っている。

●取組概要

京町家において実施されている「町家講座」および「コミュニティ・カフェ」の運営に実際に携わることを通して、京都の文化のありかたや発信の方法、受講者や地域の方々との相互交流を通して、京都を総合的に理解する。

●成果・今後の課題

2019年度における両事業のまなびの成果は、2019年12月の「2019年度大学・地域連携サミット」におけるポスター発表、2020年2月の町家講座における口頭発表、2020年3月の大学コンソーシアム京都「FDフォーラム」による天野太郎教授との共同でポスター発表などで実施している。今後の課題は、より多くの学生(現在は15名)による地域連携プログラムの深化を図り、発表内容を報告書としてまとめていくことが挙げられる。より多くの機会において、学生主体の実践的な学びの発信を継続的に実施することに努めていきたい。

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本取組に関するお問い合わせ先

現代社会学部・国際社会システム研究科事務室

TEL:0774-65-8543
E-Mail:gensha-t@dwc.doshisha.ac.jp