<BORDER!実行委員会>
2018年より、京都で若いアーティストが様々な作品を発表できる場をつくるとともに、普段芸術に触れない人もアートに出会うきっかけになるようなイベントを開催している。
<画箋堂>
大正2年創業。京都にある画材・額縁の専門店。作品作りの素材や道具販売のほか、額縁オーダー、美術教室の運営、作品展示に関するサポートを実施している。
<SHAKE ART!>
2009年発足。関西の学生作家の活動に、きっかけを作るお手伝いをしている学生団体。メンバーは関西の芸術系大学生。およそ年に2回フリーペーパーを刊行している他、アートに関するイベント運営も行っている。BORDER!もその活動の1つ。
京都市下京区/梅小路公園
主に幼少年を対象とし、アートに興味・関心を得ることで将来的なアート支援や自らアーティストを志すようなきっかけを作ること。若手アーティスト同士のコミュニティを形成することによって互いに高め合える環境を作ること。
5年目となるBORDER!は下京区、梅小路公園にて開催。恒例となったハンドメイド作品のマルシェや、京都の美大生によるライブペイントをはじめとした様々なブースが並んだ。野外開催やステージパフォーマンスといった初の試みも多くイベントとしてパワーアップしたものになった。特にワークショップブースでは幼少年が多く集まり、真剣にレトロおもちゃを製作する姿が印象的だった。
<学生にとって>
普段は学生団体として同世代の仲間たちと活動しているが、地域の人と連携することで学生だけではできない規模の活動が可能になり吸収するものが多かった。また、運営団体として参加者からの声を直に聞くことで街やイベントの課題も見つけることができた。
<地域にとって>
普段、学生と地域は近い存在でありながら交流するには遠い存在であった。
しかし今回のイベントで、学生によるライブペイントでアートを作る瞬間を見て、会話を交わすことで見えない壁が取り払われた。
<学生・地域の声>
・イベントと場所の相性が良かったと思います。マルシェも少し毛色の違う出展者が多く面白かったです。
・学外の方と密接に関われる貴重な機会になった。得た経験を今後も活かしていきたい。
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BORDER!実行委員会