〈立命館大学乾ゼミ梅津班〉
立命館大学において地域団体の活動に継続的に参加し、そのなかで地域コミュニティを実践的に学ぶゼミナール
〈梅津まちづくり委員会〉
梅津学区自治会連合会(学区内の町自治会の連合)を基盤にして、2000年に誕生した地域団体。住民参加による有栖川改修や搆口公園づくり、「カッパの川遊び」や「梅津の冬まつり(焼き芋大会)」「梅津まち歩き」など様々なイベントを通じて、梅津のタカラの発見や魅力づくり、住民のつながりづくりに取り組んできた。
京都市右京区梅津学区
梅津学区は、京都近郊の農村として古い歴史を持ち、今も多くの史跡・農村文化が残っている。また、近郊住宅地でありながら桂川や有栖川沿いに豊かな自然も残っている。梅津まちづくり委員会は、ゼミ生の協力を得ながら、梅津の魅力・面白さを発見・記録し、梅津の人たちに発信してきたが、未だ拡がりは弱い。とりわけ、近年梅津に移り住んだ若い世代や子供たちに梅津の面白さを伝え、地域との関りを創出したいと考えているが、若い世代のとのつながりを作ることは難しく、いまだ参加性は低い。
コロナ禍で活動が停滞しているこの時期を好機として、これまで委員会が蓄積してきた梅津の魅力・面白さを整理し、デジタルデータ化し、それをオンラインで発信することで若い世代に届け、できれば双方向の情報発信ネットワークをつくり、あわせてまとめた梅津の魅力を「読み物」(冊子)にすることでアナログ世代にも発信することを考えている。
第一弾ブログ「梅津のひみつ第1弾!~梅津に眠る城と古墳とパワーストーン~」発信〈9月4日〉
第一弾チラシ配布〈9月24日〉
第二弾ブログ「梅津のトリビア第2弾 ~梅津があるのは桂川のおかげ?!~」発信〈10月22日〉
第二弾チラシ配布〈11月6日〉
第三弾ブログ「梅津のトリビア第3弾~梅津の豊かな自然編~」発信〈11月29日〉
第三弾チラシ配布〈12月15日〉
第四弾ブログ「梅津のトリビア第4弾「梅津のうつりかわり」〜梅津はむかし農村だった?!〜」発信〈1月27日〉
〈学生にとって〉
新型コロナウイルスの影響で地域のイベントの参加が難しい状況の現在において、梅津のトリビアは「梅津」という地域の面白さや魅力を伝えられる最適な媒体ではないかと感じた。また、制作していくにあたり、まちづくり委員会の方々との繋がりや地域とのコミュニティを形成できている感覚があるので継続していきたい。
〈地域にとって〉
新型コロナウイルスの影響で活動できない分、この梅津のトリビアは有効的な地域発信の源であると感じる。さらにトリビア制作にあたる会議で話していく内に自分たちが知らない町の魅力などを知ることができた。
〈学生・地域の声〉
・学生自身が梅津という地域に対し、魅力を知ることができた。
・「どの様にしたら魅力が伝わるか」考えた結果ブログやチラシが徐々に完成度が高くなった。
・小学校や自治体といった他組織からも高評価を頂けた。
・新型コロナウイルスの影響で子どもと楽しみにしていた梅津のイベントはなくても、全く別の形でまた地域と触れ合うことができ興味深いです。
・お城があった事は調べて知っていましたが、様々な歴史や土地の変化など知れて嬉しいです。
・いつもこのブログ楽しみにしています。自然豊かな場所という方がヒシヒシと伝わりました。どんな時でも風情のある桂川は素晴らしいと思います。これからも応援しています。