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学まちコラボ
2021年度

事業名京北宇津ふれあい学びあい

テーマ
環境・エネルギー、景観、美化活動
文化
大学名
京都精華大学
実施団体
京都精華大学京北宇津宝さがし会

●実施団体の紹介

〈京都精華大学京北宇津宝さがし会〉
右京区京北宇津地域の自然、文化、歴史、人、街並み等の全てを「宝」ととらえ、地域と協働によるイベント企画・実施、資料の整理、課題の抽出などを通して、宝の再発見と育成、発信を行う学生団体である。
〈宇津自治会〉
宇津地域の行事・日常生活・防災・情報共有等の要となる組織である。
〈いっぷく家宇津〉
移住促進や地域活性化に向けた活動を幅広く展開している。
〈親子にっこり製作所〉
京北の子育てサークル。多様なイベントを企画運営している。

●活動場所

京都市右京区京北宇津地域(宇津ふれあい会館、いっぷく家宇津、旧宇津保育所、宇津峡公園、宇津郵便局)

●活動目的・背景

宇津地域は豊かな自然と歴史・文化に恵まれながらも高齢化・少子化・過疎化が急速に進んでいる。地域の良さや希少性を学生の知見や若い感性で感受し、新しい魅力を地域の住民や子どもたちと再発見することが事業の目的である。

●取組概要

地域の子どもたちを集めた「子どもフェスタ」は2014年から毎年開催している。今年度はものづくりワークショップ、クイズサークルの学生とリモートでつなぐクイズ大会、風船バレーなどで触れ合った。秋に開催した「子ども写真教室」では地域の美しい自然風景を子どもたちと学生との協働で発見した。「郵便局の壁画制作」においては、郵便局の壁面を子どもたちの絵でいっぱいにし、10年後まで残る地域の新しい風景を創出した。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
月に1回開催される朝市では、地域の方から珍しい野菜やおいしい食べ方などを教えてもらった。写真教室や郵便局の壁画作成を通して子どもたちと触れ合い、子どもたちの目線を通して地域のことを学ぶことができた。
〈地域にとって〉
過疎化が否めない宇津に唯一残る公共機関である京北宇津郵便局の局舎壁に、宇津の子ども達と一緒に大きな絵を描く企画は、子どもの心に夢を与えた。大きな絵を描いた記憶は、子ども達の未来に、確実に、つながったと思う。
〈学生・地域の声〉
・都市から離れ、自然が豊かな地域で地元の人々と交流し、子どもたちと一緒に活動を行うことはとても新鮮で楽しく、貴重な経験を得た。
・地域を越えて、年齢を超えた学生たちとの交流に、地域の子どもたちの世界は広がりました。

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本取組に関するお問い合わせ先

京都精華大学京北宇津宝さがし会


E-Mail:kakuno@kyoto-seika.ac.jp
(顧問:田村有香)

関連Webサイト(外部サイトにアクセスします)

http://seika-keihoku.com