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学まちコラボ
2021年度

事業名中川学区の暮らし再発見―お茶によるビールプロジェクト

テーマ
産業・観光
大学名
大谷大学
実施団体
And House

●実施団体の紹介

〈And House〉
大谷大学社会学部コミュニティデザイン学科の学生が中心の団体。京都市北区中川学区で活動を続けている。住民の方とのサロン活動、地域の魅力の情報発信、現地に自生するお茶を使ったビールの製造販売などを行っている。
〈特定非営利活動法人HEROES〉
主に自閉症の方の就労支援などを行っている。その一環として、「西陣麦酒」にてクラフトビールの開発・製造・販売などを行っている。And Houseの活動にも、「まんまビーア!」の製造・販売の面で御協力頂いている。

●活動場所

京都市北区中川学区

●活動目的・背景

私たちは、2015年から過疎高齢化の進む中川地域で地域づくりに関わっている。中川には多くの魅力がある一方、買い物や交通、福祉面で課題が山積している。そこで、課題解決に取り組むため、中川の「まんま茶」®を使用した「まんまビーア!」の製造・販売を始めた。商品を通じて交流人口を増やし、共に中川の未来を創ることを目的としている。

●取組概要

目的達成のために、まずは自分たちの活動を「知ってもらう」ことに注力した。NPO法人HEROESさんに、中川で収穫した茶葉を醸造して頂いた後、販売活動を行う際には、チラシやポスター、パンフレットを作成して宣伝した。加えて、SNSでの発信や、実際に販売店舗を訪問し、顧客の情報収集や活動の広報を行った。他にも、北区役所を訪問し活動の報告や、梅小路ハイラインで行われたクラフトビールイベントへ参加するなど、積極的に活動の発信を行った。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
より責任感を持つようになった。学まちコラボ事業に採択され、活動をして報告を行うというプロセスの中で、多くの立場の人との繋がりを体感できたからである。「自分達だけの取り組みではない」という意識が生まれた。
〈地域にとって〉
活動を続けることで、地域の魅力を再発見したという声をよく聞く。また、茶葉の苗木の栽培に協力してくださる方や、茶葉の収穫場所を提供してくださる方もおり、以前よりも活動に積極的に関わってくださる方が増えている。
〈学生・地域の声〉
・まんまビーアを通じて活動の事を知って頂き、美味しさの追求に加えお茶の可能性も広がればと思います。(醸造担当者)
・お茶摘み作業を通して、子供の時にも同じ作業をしていたため、昔の事を思い出すきっかけになった。(中川住民)

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本取組に関するお問い合わせ先

大谷大学 地域連携室

TEL:075-411-8015
E-Mail:commu-labo@otani.ac.jp

関連Webサイト(外部サイトにアクセスします)

https://instagram.com/otaniandhouse?utm_medium=copy_link