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2021年度

事業名アートフェスティバルBORDER!2021

テーマ
文化
産業・観光
大学名
京都市立芸術大学・京都精華大学・成安造形大学
実施団体
BORDER!実行委員会

●実施団体の紹介

〈BORDER!実行委員会〉
2018年より、京都で若いアーティストが様々な作品を発表できる場をつくるとともに、普段芸術に触れない人もアートに出会うきっかけになるようなイベントを開催している。
〈有限会社画箋堂〉
大正2年創業。京都にある画材・額縁の専門店。作品作りの素材や道具販売のほか、額縁オーダー、美術教室の運営、作品展示に関するサポートを実施している。
〈SHAKE ART!〉
2009年発足。関西の学生作家の活動に、きっかけを作るお手伝いをしている学生団体。メンバーは関西の芸術系大学生。およそ年に2回フリーペーパーを刊行している他、アートに関するイベント運営も行っている。BORDER!もその活動の1つ。

●活動場所

京都市中京区、下京区、左京区/ゼスト御池、みやこめっせ

●活動目的・背景

京都を中心とする地域の芸術活動の発展と次世代の若手アーティストの活動の幅を広げる一助となることを目的としている。新型コロナウイルスの影響で作家の発表の機会が失われていく中、イベントを開催することによって作家の成長を助け市民生活に賑わいをもたらし、お互いに閉塞感のある現状から脱却する効果が得られる。

●取組概要

今年のイベントはゼスト御池で開催された。普段から老若男女問わず様々な人が行き交う場所で開催したことで、短い期間であったがアートと出会う人が多いイベントとなった。作品・活動のアピールとしてマルシェ・ライブペイント、作品を作る側としてアートに参加するためのワークショップや画材ブース、アーティスト同士の交流と知見の幅を広げる対談記事の作成などを行った。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
イベントは様々な要素が組み合わさって成り立っているため、その場で必要な知識や経験が違う。地域と協力することで、学生だけでは実現できなかったこと、新たな知見や経験を得られた。来場してくださった地域の人との交流で自身の作り手としての生活を見つめ直すきっかけにもなった。
〈地域にとって〉
学生より長く生きている分、考えが凝り固まってしまっているところがある。学生を交えて意見交換することで、柔軟な発想を獲得し、新たな挑戦が可能になった。運営の学生も含めて若い世代の活動を支援することで、地域の芸術活動がよりよくなっていくだろう。
〈学生・地域の声〉
・自分のことを知ってくださっている方にも、通りすがりの方にも興味を持っていただけてとても嬉しいことが多く、今後の勉強にもなりました。
・人が集まる場所で大規模な芸術文化活動が行われていくのは地域の良さにつながると思うので、今後も開催を継続し、新たなプログラムも増えていってほしい。

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本取組に関するお問い合わせ先

BORDER!実行委員会


E-Mail:borderartfes@gmail.com