京都府綴喜郡井手町
人口減少に悩む井手町の定住人口と交流人口を増やすことで人口減少を食い止め地域を活性化しようと、京都産業大学学生の「井手応援隊」と井手町が一体となって様々な活動を企画・実施する。2013年~2022年の10年間の活動計画を策定し、応援隊活動による若年層の転入増加を目標に活動している。
2013年に町と大学が包括連携協定を締結し、住民参加型のイベントや講演、フィールド調査などの様々な地域活性化に関する取組を行ってきた。2016年には町が井手応援隊の活動拠点として町内の空き家を改修し、「むすび家ide」を整備。地元の小学生を対象に学習指導を行う寺子屋活動や、大学教員による公開講座などを開催している。
秋の学生イベント「井手みねーしょん」は、毎年の継続した事業実施により、地域住民や近隣地域のファンを獲得し、多くの方に楽しんでいただいている。また、むすび家ideでは「学びと交流の場」をコンセプトとした活動を行うことで、地域住民同士の交流だけではなく、町外からの交流人口拡大につながっている。
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