〈KOKA☆オレンジサポーターズ〉
地域の高齢者・障がい者の「食」支援の現状を学び、食べる機能の維持の啓発など、学生にできる支援を行っている。また、飲み込みやすい和菓子を紹介・提供する取り組みを実施し、開発にも参加している。
〈右京区介護予防推進センター〉
地域の高齢者が介護を必要とせずいつまでも元気で暮らせるように、専門スタッフによる介護予防プログラムの指導や、地域での自主的な介護予防に関する活動を支援している。
京都市右京区
食べる機能が低下された高齢者や障がい者の「食」支援や、機能の低下を予防する「介護予防」の取り組みは、超高齢社会において地域で取り組むことが必要な課題だと考える。在学中より地域における「食」支援・「介護予防」の現状や多職種・地域の連携について学び、学生に行える支援を考え、実行することを目的に実施した。
大学で右京区の介護予防サポーターの方々と学生が協働して介護予防サロン(KOKA☆オレンジサロン)を開催するとともに、地域のデイサービスや介護予防サロンに出向いて出張サロンも行い、食べる機能の維持の啓発とやわらか和菓子紹介を行った。また、食べる力を保つことの啓蒙パンフレット「食べることとわたしpart3」を作成した。
〈学生にとって〉
食べる機能の維持や飲み込みやすい食物について、大学の授業で学んだ内容を実地で確認し、知識を活かした支援ができた。また、高齢者とのコミュニケーションの機会を経験し、よりよい対応について気づきが生まれた。
〈地域にとって〉
大学での介護予防サロンに、介護予防サポーターを含めた地域の高齢者が参加され、内容を地域に持ち帰って伝達してもらうことで、より多くの方への啓蒙活動が可能になった。
〈 学生・地域の声〉
・来場者にもっと自分から積極的に話しかけていけるように、また、声の大きさや話す速さを常に意識するようにしたい。
・老人でも学ぶ機会や体験できることがあり、とても有意義な取り組みで楽しみ。学生さんとの取り組みもうれしい。
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京都光華女子大学医療福祉学科
TEL:075-366-2712