〈京都女子大学井上えり子研究室 竹の里・新林班〉
本事業は、学生が実際に地域に入り、地域コミュニティの発展を目指して活動している。洛西ニュータウンのUR 洛西竹の里団地、新林団地を拠点に、コミュニティカフェやイベントの開催、お便りの発行等を行っている。
〈団地居住者の皆さん〉
団地にて夏祭り・フェスタ等のイベントを行う際に、地域に賑わいを取り戻したい、貢献したい、という想いを持った居住者の方々が、準備・運営に協力してくださっている。
京都市西京区
居住者同士の関係性が希薄になりがちな集合住宅において、高齢化と空室の増加は、さらにコミュニティでの活動を困難にしている。そこで、様々なコミュニティ団体と連携することで、自治会に代わる新しいコミュニティの形を模索している。
主な活動内容は「交流・情報発信・意見収集」である。意見収集によって得た情報を反映したイベントなどを行い、居住者同士の気軽な交流の場づくりに取り組んでいる。月に1回のコミュニティカフェや、夏祭り・フリーマーケットなどの大型イベントを年に数回開催する。また、イベント情報や防災に関する記事を掲載したお便りを配布し、団地居住者へ情報発信を行った。
〈学生にとって〉
この活動に共感してくれる居住者が新たな提案をしてくれるなど、今までになかった風を吹き込むことができた。様々な人に支えられて、活動を行うことができ、人と人との繋がりの大切さを学んだ。
〈地域にとって〉
私たちが開催するイベントに新しく参加する人の増加など、少しずつながら地域での活動やコミュニティ形成への関心の高まりが感じられる。また、イベントで知り合った人同士が連絡先を交換するなどコミュニティが生まれつつある。
〈学生・地域の声〉
・いつもお便りを読むのを楽しみにしています。
・このコミュニティカフェが毎月の一番の楽しみです。
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京都女子大学井上えり子研究室 竹の里・新林班