京都市中京区および下京区の(鉾町周辺)
国内外から多くの観光客が訪れる祇園祭。宵山では、夜店や屋台が広範囲にたくさん立ち並びます。夜店から出される投棄ごみや、観光客の食べ歩きのポイ捨てが積年の課題です。このゴミ問題を解決するためにNPOや行政、夜店や屋台、ごみ収集事業者などの協力のもと取り組みが実施され、本学では2014年から活動に全面協力しています。
本学では全学部から毎年150名ほどの学生が活動に参加。街頭に設置されたエコステーションを拠点に、来場者にリユース食器の回収やごみの分別の呼びかけを行い、リサイクルを推進し、屋台などから発生する食べ歩きのゴミの減量に取り組みます。他大学の学生や社会人、高校生などと一緒に活動し、2日間合計2000名が参加する活動です。
本学では、この取り組みは「人間学」の学びの一部として参加しています。「人間学」とは、今から100年以上前の大谷大学開学時から受け継がれている根本の学びです。学生たちは、活動全体への貢献を経て、様々な立場の人たちがひとつの目的に向けて協力し実行することの意義を実感する機会となっています。
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地域連携室
TEL:075-411-8015