サガビカンデ23は、嵯峨美術大学の学生で構成された映像・地域連携を目的とする団体である。映画制作の歴史を有する太秦・大映通り商店街を主な活動拠点とし、美術大学において映像制作を学ぶ学生として、映画および映像を切り口としたイベントの企画・実施している。かつて「日本のハリウッド」と称された映画のまち・太秦の魅力の発信活動に取り組んでいる。
京都市右京区太秦地域
映画制作の歴史が深い太秦・大映通り商店街を中心に、地域の活性化と嵐電沿線の魅力向上を目指して活動してきた。本事業の目的は、かつて「日本のハリウッド」と呼ばれた映画づくりのまち・太秦において、映画にまつわるイベントを企画・実施することで、大映通り商店街を中心とした地域に再び活気を取り戻すことである。また、観光客が嵐電嵐山駅や車折神社駅に集中している現状を踏まえ、帷子ノ辻駅や太秦広隆寺駅での下車を促すことで、観光の分散化を図り、オーバーツーリズムの軽減にもつなげたいと考えている。
①8月1日:「太秦上洛まつり」の告知を目的としたコスプレ撮影
「太秦上洛まつり」にて、レトロコスプレの受け入れを提案し、地域との関係づくりを図った。
②8月5日:「映像撮影体験ワークショップ」
映像制作への理解を深めることを目的として、小学生を対象に太秦夜店まつりにて開催した。
参加者が実際に映像を撮影し、その後本団体の学生が編集作業を行った。
完成した映像はウズマサキネマのInstagramに投稿
③8月5日:三吉稲荷神社での清掃活動
「映画神社」の名で親しまれる三吉稲荷神社の清掃活動を実施。
地域への貢献活動としても行い、環境の美化と関係の構築に取り組んだ。
④12月5日:映画監督・安田淳一氏を招いたトークセッション
映像制作の現場や映画づくりに対する考え方について直接話を聞く機会を設け、「若いクリエイターがうまれるまち」を目指すイベントを実施した。
⑤12月12日:無声映画上映会
小津安二郎氏の誕生日であり命日でもある日に開催した。
現代では触れる機会の少ない無声映画を上映することで、映像文化の多様性や歴史的価値を体験的に学ぶ場を創出した。
<学生にとって>
学生は、映像制作に加え、企画立案、運営、地域との調整などを含む実践的な経験を得た。地域と関わりながら活動を行うことで、創作活動における社会性や責任の重要性を学ぶ機会となった。地域との合意形成や調整には時間を要することが明らかとなった。今後は、実現可能性を踏まえた計画立案力の向上と、地域と連携して活動を継続・継承するための体制づくりが課題である。
<地域にとって>
イベントや清掃活動を通じて、地域住民と学生との交流が生まれ、太秦の映画文化を再認識する機会を提供することができた。若い世代が地域活動に関わるきっかけとなった。しかし、学生主体の活動であるため、継続性や波及効果には限界がある。今後は、地域と連携した継続的な取り組みや、効果を把握するための評価方法の検討が必要である。
<学生・地域の声>
学生からは、地域と関わることで映像制作への意識が高まったとの声があり、地域からは若者の参加を歓迎する意見が寄せられた。活動の目的やイベントの開催状況が十分に伝わらない場面もあり、今後は情報発信や活動の認知向上、地域との継続的な関係構築を図る必要がある。




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サガビカンデ28
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