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2018年度

事業名KOKA ☆オレンジプロジェクト
~高齢者・障がいがある方の「食」を支援しよう!~

テーマ
保健・福祉・健康
安心・安全
大学名
京都光華女子大学
実施団体
KOKA ☆オレンジサポーターズ

●実施団体の紹介

〈KOKA ☆オレンジサポーターズ〉
高齢者・障がいがある方に対する「食」支援の現状を学び、食べる機能の維持の啓発など、学生にできる支援を行っている。さらに飲み込みやすい和菓子を紹介・提供する取組を実施し、開発にも参加している。
〈京滋摂食嚥下を考える会〉
多職種が連携して高齢者・障がい者の「食」支援を行っている。
〈コスモス・ハート〉
右京区で地域活動の運営をサポートしている。
〈京都市右京区地域介護予防推進センター〉
地域の介護予防の拠点。

●活動場所

右京区

●活動目的・背景

高齢者・障がい者支援の専門職を目指す学生が、在学中から地域の「食」支援の現状や、関連する多様な職種・地域連携のあり方について学び、学生にできる支援とは何かを考え、実行することを目的としている。地域からは介護予防事業への協力要請があり、地域の高齢者と学生との異世代コミュニケーションの場として介護予防事業にも参加した。

●取組概要

認知症カフェや介護予防自主グループに出向くとともに、大学では右京区の介護予防サポーターの方々と学生との協働で介護予防サロン(KOKA ☆オレンジサロン)を開催したりと、食べる機能維持の啓発および、「やわらか和菓子」提供イベントを行った。提供する和菓子の開発においては、学生も食材の特性を調べたり、和菓子のデザインや装飾を検討した。また、「食べる力を保つこと」の啓蒙パンフレット「食べることとわたし part 2」を作成した。

●成果・今後の課題

〈学生にとって〉
食べる機能の維持や飲み込みやすい食物について、大学の授業で学んだ内容を実地で確認し、知識を活かした支援ができた。また、高齢者とのコミュニケーションで、より良い対応の仕方についての気づきが生まれた。
〈地域にとって〉
食べる機能維持の啓発及び「やわらか和菓子」提供イベントで、食べる機能の維持のための具体的な方法や和菓子の情報提供の機会になった。また、高齢者や障がいのある方と世代の違う学生とのコミュニケーションの場が生まれた。
〈学生・地域の声〉
・イベントや大学のサロンに来てくださる方との交流は、普段の授業では学ぶことができない貴重な経験です。
・大学から地域に歩み寄ってくれているようで、親しみを感じる。若い世代と関わる機会が出来ることはすばらしい。

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本取組に関するお問い合わせ先

京都光華女子大学
医療福祉学科

TEL:075-325-5138